2010年11月2日火曜日

I wanna be KAMEN RIDER





 おうちにて、制作ファイルの整理とポートフォリオレイアウトをちょいちょい考えています。
 でも、写真が少なくて後悔…。
 もっと色々撮っておくべきだったなと反省しています。

 で、こちらはLanvin for H&M。
 このデブがなかなかやるヤツなんですよね。
 でもH&Mって…。
 オッセンドライバーもしょげますかね。
 否、しょげないか…。
 Jil Sanderのとき(ユニクロ)もどうかと思ったけど、僕はなんだか悲しいです。

 一流が一級品を作っても、たたき売りスーパーみたいな現場で無残に売られていく。
 エルバスがどれほど関与しているかは分からないですけど、デザイナーがつけた付加価値なんてものは、今の時代もはや虚構ってことなんでしょうかね。

 ブランドというものに重きを置くつもりはないですけど、どうしても欲しくて買った服を大切に着ていこうという気持ちは、こんな市場では育まれていかないと思います。

 まぁ、ブルジョワの方々はもともと使い捨て感覚で高い服を買うかもしれませんけど、そういう消費の志向が一般的に広まっていくのはいかがなものか。


 ある大物IDデザイナーが“ありそうでなかったもの”について話したことがありました。
 そんなもの本当に必要でしょうかね。
 今までになくて他で代えの効かないものが、そういった“どこにでもありそうでこの場になかったから買い足しました”といったようなものに市場を奪われて良いんでしょうか。
 丸くて白い照明よりも、美しい造形美と趣をもったシャンデリアを大切に使い続けることはしないのでしょうかね。
 特別なもの、必要なもの、大切なもの、そういうものがどうでもよくなってしまうような気がして、今の日本デザインとファストファッション業界には疑問を感じます。

 これとはまた別に、ある大物IDデザイナーは、パラリンピックで記録を狙う女性ランナーの義足を作ったそうです。
 ゴテゴテした既存の義足とは違い、シャープで美しい流曲線をえがくその義足は、ユーザーであるランナーと様々な対話をし、ユーザーにとってそのアイテムがどういう役割をになうのかということをあらゆる角度から検証し、作られたのだそうです。
 そして、その義足はユーザーにとって特別なものになったときいています。
 僕はそのIDデザイナーの物作りプロセスそのものに美しさを感じました。


 まぁ長くなってしまいましたが、H&MとLanvinが手を組むそうですよ、ということです。


 さて、明日は文化の日だそうです。
 別に文化服装学院の創立記念日とかではなかったと思います。

 文化といえば、水嶋ヒロ。
 第5回ポプラ小説大賞を受賞されましたね。
 あの強豪桐蔭で背番7。さらには慶応出で、俳優ですか。
 そんでもって愛妻家の地位を確立後、小説家…。
 彼の人生そのものがショーじゃないですか。

 何が怖いって、ネットのプロフィールに“趣味;絵を描くこと”って書いてあるんですよ。
 うわーこわっ。
 どうしよデザイナーHIROなんてことになっちゃったら、僕、あわわわわ。


 まずは足下見てしっかり生きていこうと思います。





 あーあー 、僕も仮面ライダーに変身してみよっかなー。

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