2011年12月31日土曜日

大晦日



今年最後の、ということになります。
目まぐるしい1年でした。
震災に始まり、ジョッブスの死、先日は柳宗理さんの訃報も…。正日さんも…。
来年は東京スカイツリーも開業するそうで、少し景気のいい年になればいいですね。


先日、Irving Pennと三宅一生さんの展示を見てきました。
衝撃的なくらいにリアルに被写体を捉えた作品群に、連れと唯々驚愕していました。
「写真ってこんなにリアルなんだね〜。」
と、変な感想を浮かべてみたり…。

その展示がきっかけか、Sarah MoonやBill Henson、もちろんIrving Penn等も含めた綺麗な写真をもう一度見返して見ようと思い画象を集めています。
以前とは、時間を経ることでだいぶ物事の捉え方が変わったらしく、見たことがある写真でもなんだか新鮮な気持ちで見ることができています。













今日が抽選日ということなので、手元にある年末ジャンボの番号を眺めながら祈願。
“福来たれ”というよりも、“金来たれ”というのが、デフォルト設定で貧乏がおきまりの学生としては本音といったところでしょうか。

年明けは2日が仕事始め。
お年玉は、自分で稼ぐ歳になってしまいました。






END....


2011年12月24日土曜日

X’mas eve ’11




 12月も終盤に差し掛かり、いよいよ年の瀬。
忘年会の焼き肉。
クリスマスのプレッシャー。
出す気のない年賀状。
いよいよもってやらない、大掃除。

 気分だけは、師走です。
サンタは来ません、はい。




 今日は、最近見つけたお気に入りのものをご紹介したいとおもいます。(一方的に…)


まずはこちら。

Angela Jansenさんデザインの、こちらランプシェードです。


(From Web)




http://www.light-light.com/collection-light-light/silhouette-floating-lamp/


 ズルイんですけど、思わずうなずいてしまう魅力…。

そんな、 浮かすなんて。。。

 こういう素直な発想、最近の日本ではあまり見ないような気がします。
 少し偽善者ぶったエコ商品だったり、その場しのぎの被災者支援グッズばかり。。
 そんななかで、こういうストレートなタイプの 「こうしてみたい!」 というような意志の伝わるアイデアは、とても魅力的に思えました。

ですが本来、いつどんなときにおいても、こういったアイデアはなくてはならないのではないでしょうか…。 




 こちらはコレットのクリスマスインスタレーションのポスター。
 ポスターでこの魅力です。
残念なことに、パリに居ないので実際の様子を見られないのですが…。

 とっても綺麗なポスターなので、クリスマスが過ぎてもお気に入り保存できそうです。





後は、CHANELとかマックイーンとか、



マントンにある、コクトー美術館とか。





 ライトアップが綺麗すぎるんです!







今年は、イブがお休みで、クリスマスは朝からお仕事。
その間に、大学の課題をこなしていく、そんな年末です。




多忙ですが、もう少しで今年もおしまいなので、頑張ります。








END.....





2011年12月13日火曜日

13 Dec 2011

将来の話は苦手です。でも、不安です。

ここ数日精神的にも身体的にも具合を悪くする“病み期”に入っていました。
丁度2年スパンで来るので、これも何かの生理現象なのでしょう。
いかにも女々しい…。




アカデミックな話はそんなに苦手じゃなかったと思います。
眠くならない程度にであれば。

IF賞並びに各国様々な賞を受賞し、様々な領域に及ぶデザインを示してきた、川崎和男さんの特別講義を聴講しました。
クリアな頭で聞けば、決して難しくはない内容。
むしろ、まさにその通りだなと僕は思いました。
美的感覚だけでないロジカルな部分をどうしても軽んじてしまいがちな現場にいる中で、別アングルからの視点を複合させるかたちでのハッとさせるコメントは、“良いものを見る”だけでなく、“もっと考えて経験しろ”ということかなと自己流ながらに咀嚼していたり。
少しブラックな内容もはさんで来る、川崎和男スタイルは健在。

良い経験をさせて頂きました。




(Dior Fall 2011)




最近、髭を伸ばしてみたりしてました。

大人になってみようかなと、背伸びしてみようかなと思ってのことだったのですが、ベースが老け気味だったこともあり、周囲の人間はおっさんがよりおっさんとなったという程度の処理でした。
何故そんなことをしようと思い立ったかというと、ここ最近のストレスがあったからでした。
輪郭をハッキリさせていく自分の中のディレンマと、信頼していた人間へ募る不信感。
でも何か一つにだけ固執し、一辺倒に生きていくには、世の中の進む速度はあまりにも速いうえ、一日は理解できないほどに短い。
受け流すタフさがなければ、上手く生きてはいけません。
大人は狡い生き物です。
しかし狡くなければ、大切なものを取りこぼすのかなと・・・悲しいかな・・・。
肩の力を抜いてもう少しラフに物事見ないと、と思ったわけです。

なんだかな…。




ご年配の方々は、僕らの世代に対してこんなことをよく言います。
「君たちは、日本の悪い時代を過ごしてしまっている。」と。

でも、今年もボジョーレーヌーヴォーは美味しかったし、ノヴェッロも沢山飲めました。
悪くないなと思っています。
悪くはないな、と。

でも、もっと良ければとも思います。
これをきっと幸せボケと言うんでしょうね。

まぁ、頑張りますけど。









END...